クライアントから、「うちは●●社よりすごいんだよ!」と
言われた経験のある方もいるかもしれませんが、
他社や業界の中での比較表記をすることはできません。
公正取引委員会の「比較広告に関する景品表示法上の考え方」に基づき、
他社や業界と比較して、他社を故意におとしめる表現の使用は禁止されているためです。
そのため客観的な根拠なく(※)、特定の企業や業界・商品等と掲載企業を比較し、
自社を優位に見せる表現はできません。社員インタビューなどで個人の意見として
記載する場合も比較表現や他社をおとしめる表記はできませんのでご注意ください!
(※)優位性表記と同様に第三者機関による出典を用いて、事実を記載することは可能です。
【記載例】
✕ 当社は同業他社に比べ、深夜残業や過度な残業もなく、働きやすい職場です!
✕ 残業や休日出勤が一般的な業界と比べても少なく、当社の働きやすさはバツグン!
✕ 面接を受けた企業の中で一番給与が高く、この給与水準は同業他社に比べても
ダントツでいいと感じています。(社員インタビュー欄にて)
〇 当社は深夜労働や過度な残業もなく、働きやすい職場です!
〇 業界平均を上回る有給休暇取得率60%の当社!
※●●業界有給休暇取得率30%
2024年「業界別年次有給休暇取得状況調査」▲▲リサーチ調べ
→ 資料とデータをもとに事実を記載することは可能です。