原稿審査後、「No.1表記はできません」「トップ表記はできません」
という差戻しを受けたことがある方もいるかもしれませんが、
なぜ記載することができないのか、みなさんは説明できますか?
広告制作をする際には、さまざまな法令を遵守して制作にあたらなければなりません。
「No.1」「トップ」のような表記は景品表示法の「最上級表現」にあたるので、
規制の対象となっています。これらの最上級表現(優位性表記)をするためには、
出典(第三者機関の発表したデータや資料など客観的な根拠)の記載が必要です。
出典がない場合は、優位性表記はできませんので「トップクラス」「大手」など、
曖昧な表記で記載いただく必要があります。
なお、出典を記載する場合には、出典元の許諾を得たうえで、
下記を記載するようにしましょう!
◎媒体名
◎発行年月日
◎正式ランキング名
◎調査名(分野、対象などを含む)
◎調査時期
【記載例】
〇 中古車販売台数・愛知県No.1企業!
※株式会社●●社調べ(2023年●月発表)
〇 「働きがいのある会社」ランキング第3位!
※従業員100~999人(2014年度●●調べ)
✕ 業界売上第3位!
※株式会社●●社調べ 2023年●月発表
→ 第3位になった業界や分野が記載されていないためNGです。
✕ 「働きがいのある会社」ランキング第3位!
※従業員100~999人(●●調べ)
→ 出典年度が記載されていないためNGです。