「採用事務代行」と「採用代行」、一見すると似たような言葉ですが
実は中身は全然違います。ひとつずつ見ていきましょう!
「採用事務代行」とは、応募書類の受付や応募者管理などの
採用に関する事務業務を掲載企業に代わって行うことです。
一方の「採用代行」とは、求職者の採用の可否の判断までも含めた代行業務のことです。
労働者の募集は、公共職業安定所や許可を得た民間の職業紹介会社を通じて行う以外、
原則として雇用主が行うべきだとされています(※)。
そのためマイナビ転職では、掲載企業以外が採用の可否を判断する
「採用代行」の記載は原則できません。
(※)第三者が雇用主に代わって募集を行う場合は、厚生労働大臣の許可が必要です
(職業安定法第36条)。
【記載例】
〇 株式会社▲▲が採用事務代行を行います。
〇 子会社の株式会社●●が応募受付を代行します。
✕ 株式会社▲▲が採用代行を行います。
→ 第三者が採用業務を代行することは原則できません。
✕ 親会社の株式会社■■商事の代表が最終面接を行います。
→ 第三者が選考を行うことはできません。