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3.不当表現による比較広告・誇大広告・誤認期待表現の禁止

 

 

 

・他社をおとしめる表現、主観的な表現や誤った認識を植え付けかねない表現を用いた比較広
告は禁止する。


・事実以上に大げさにその内容や効果をうたう誇大表現や、事実・実態をまげて広告し、読者
に誤った期待を抱かせることで効果をあげようとする誤認期待表現は、不正な広告表現として
景品表示法により規制されているため避けること。


※例/「絶対」「必ず」「○○も絶賛」「確実」「100%」「約束」「独占」など

×●●業界はブラックなど
 と言われますが
×またこの手の職種に伴い
 がちなサービス残業は、
 当社ではありません!
×企業の Web サイト制作の
 仕事に将来はありません!
×旧態依然とした▲▲▲業界
 の経営体質を打破する
×離職率が高い不動産業界
 において、異例とも
 いえる高い定着率を誇る
 当社
×△△ホテルや▲▲ホテル
 など新興チェーンホテル
 に負けないサービスを提供
×同業他社よりも高い待遇
 を実現しています
×他社と比べて 1000~
 2000 円安い破格設定
⇒不当表現による比較広告
 は不可。
×今、絶好調の業界ですから
 絶対売れる!絶対稼げる!
×高額な給料を 100%
 お約束します!
×誰でも 1 日平均 80 人、
 最大で 1 日 150 人は必ず集客
 できます!
⇒「絶対」「100%」「必ず」
 などは、誇大広告・誤認
 期待表現と捉えられる。
○高水準の待遇
×業界水準より高い
×業界水準を上回る
×業界平均より高い
⇒根拠があいまいなうえ、業界内
 での比較広告と
 なるため NG。

■株式公開表記について
・非上場企業の求人原稿において、株式の上場が目前に迫っている、控えていると誤解を招く
ような表記はできない(市場混乱、インサイダー取引を誘発する可能性があり、証券取引法に
抵触する恐れがあるため)。


・上場について触れる場合は、「目指す」「目標」「視野にいれる」など可能性に言及しただけの
表現にとどめること。


・証券取引所、日本証券業協会から上場の内定が出たことを確認できた場合に限り、「確定」
「決定」「予定」の表記ができる(通常は 1~3 ヵ月前に許可が出る)。

〇上場を目指す

○2 年以内の上場を目指す
○近い将来の株式公開
 を目標としています
×上場を予定している
×数年後には上場
×近い将来、上場確定
×3 年以内には上場予定
×上場を計画している
⇒株式公開が目前に迫って
 いる、控えていると誤解を招
 くような表記はできない。